今月のトップラン vol.33 若松 泰地選手インタビュー
新チームはこれからもっと強くなる! 2024年最初の目標は「全国選抜高校テニス大会」団体戦5連覇
3年生が引退した今秋、新チームのキャプテンに選ばれたのが若松泰地選手。
「大きな大会で常に上位に入る実力の持ち主」と大﨑監督が話す通り、キャプテン就任後の「加古川市長杯加古川オープンテニストーナメント2023」では、プロの選手や大学生が参加する中、シングルスで優勝。続いて開催された「テン・インドア西神戸オープン2023」では、同学年の前田選手とペアを組み、ダブルスで準優勝を果たしました。
今回は新しいチームを牽引する新キャプテンに、日々心がけていることやチームとしての目標のほか、自身の夢についても聞いてみました。
◆ 9月から新体制へ 今年のチームはかなり強くなります!
ー9月から新キャプテンに!今の心境は?
人に指示を出したり、チームをまとめたりするのが得意ではないので、大変さは感じています。ただ、キャプテンが人の話を聞かなかったり、好き勝手なことをしたりするようではみんながついてこないので、自身の言動には気をつけるよう心がけています。まだまだできていないことが多いけれど、副キャプテンや仲間の力を借りながら頑張っていきます。
ー若松選手が思う新チームの特色は?
僕の代は2年生だけでも20人以上部員がいます。最初入学したばかりの頃は、全国大会の経験者が中心になる印象がありましたが、今はみんながメキメキと実力を上げています。なかなか強いチームになるのではないでしょうか!楽しみにしていてください。
ー若松選手が思う新チームの特色は?
僕の代は2年生だけでも20人以上部員がいます。最初入学したばかりの頃は、全国大会の経験者が中心になる印象がありましたが、今はみんながメキメキと実力を上げています。なかなか強いチームになるのではないでしょうか!楽しみにしていてください。
ー部員みんなが力をつけられる環境があるのですね。
1学年に20人というのはなかなかの大所帯。でもトップラン石守校はコート面数が多く、コーチもたくさんいるので、各コートにコーチが必ず一人ついて、それぞれの練習をしっかり見てくれます。人数が多くなると、練習できる人とそうでない人が出る学校もあると聞きますが、ここでは全員が同じ条件のもと、しっかり練習をすることができます。そうした環境が、一人ひとりのスキルアップにつながっていると思います。
◆ 団体戦で勝つこと、そしてアメリカ留学の夢を叶えたいと相生学院へ
ーテニスをはじめたきっかけは?
兄が最初にテニスをしていた影響で、僕も4歳から始めました。小学生になった頃から試合に出場しはじめ、小学校6年生のときに全国小学生大会で優勝。それがテニス生活の中で一番思い出に残っています。
ー高校進学時にはたくさんのオファーがありましたよね。相生学院を選んだ理由は?
団体戦でも勝てるチームに行きたいという想いがありましたし、高校卒業後はアメリカの大学への進学を目標にしているので、この2つが叶えられる学校を選ぼうと考えていました。
だから声をかけていただいた学校をまわって、練習を見学したり、コーチや先輩から話を聞いたりしました。その中で、自身の夢を叶えるならやっぱり相生学院だと思い、進学を決めました。
ー相生学院を選ぶことでアメリカ留学はしやすくなる?
これまでアメリカに留学した先輩方が活躍してくれているおかげで、アメリカの大学が相生学院の選手に注目をしてくれています。
実際に有力大学のテニス部コーチたちが来日し、相生学院の選手を見に来たこともありました。
海外留学やプロのテニスプレイヤーになることを考えているなら、相生学院は最適な学校だと思います。
◆ 近畿大会決勝戦敗退の悔しさをバネに2024年は団体戦春夏連覇を目指す!
ー今の目標を教えてください。
個人戦を頑張るのはもちろんですが、一番の目標は団体戦で優勝すること。
今年3月に開催された全国選抜では優勝して4連覇を果たしたので、次は5連覇が目標となります。自分たちの代で連覇の記録を途切れさせるわけにはいかないので、今はものすごく気合いが入っています。
ープレッシャーは感じますか?
正直あります。しかも来年の全国選抜に向けて、11月に近畿大会があったのですが、出場予定だった選手が数人体調不良になったこともあって、僕たちは決勝戦で負けてしまいました。
ベスト8に入ったので全国選抜には出場できますが、15連覇中だった近畿大会の記録は、自分たちの代で途切れてしまいました。しかも僕自身はキャプテンだったので、この悔しさは言葉にできません。だからこそ全国選抜の5連覇はなんとしても叶えたいと思っています。
ー来年の目標は春夏連覇ですね!
今年は、夏のインターハイも決勝で負けているので、来年はリベンジしたいですね。
そのためにも普段の練習からしっかり頑張って、チームを引っ張っていこうと思います。
5連覇がかかった「全国選抜高校テニス大会」は2024年3月20日から7日間にわたって開催されます。来年もぜひ相生学院テニス部を応援してくださいね!
◆ 第9回加古川市長杯加古川オープンテニストーナメントで優勝!
今年の11月に開催された加古川市長杯加古川オープンテニストーナメントでシングルス優勝を飾った若松選手。
11/15の神戸新聞に掲載されました!
大﨑監督より
これまでは、自分のテニスにだけ集中していた印象がありますが、キャプテンになってからは、周囲にも意識を向けて、しっかりチームのことを考えながら行動できるようになっています。メンバーに指示を出す姿を見ていると、「自分が柱にならないといけない」という強い想いが伝わってきます。
ただプレッシャーばかりを感じるのではなく、のびのびとプレーし、持ち味である攻めのテニスを生かして、より成熟したテニスができるように成長してほしいです。どの大会でも常に上位に入る実力の持ち主なので、キャプテンとしてはもちろん、一人のプレイヤーとしてもチームを引っ張っていってもらえるといいですね。
プロフィール
若松泰地(わかまつたいち)選手
トップランジュニアEXコース・相生学院高校2年生
滋賀県出身。4歳から中学3年生まで地元のテニスクラブに所属。その後相生学院高校へ。
小学校6年生のときには、全国から集まった小学生が日本一を競う「全国小学生テニス選手権大会」で見事優勝。昨年はMUFGジュニア16歳以下の部で準優勝したほか、直近では「加古川市長杯加古川オープンテニストーナメント2023」でシングルス優勝、「テン・インドア西神戸オープン2023」ではダブルスで準優勝するなどの活躍をしています。
相生学院高校への進学時には、お母さまと共に滋賀から兵庫・加古川へ。
「父は単身赴任中、兄は東京の大学に進学したので、母が一緒に加古川へ来てくれました。食事を含め身の回りのことをサポートしてもらっているので、ものすごく助かっています。試合もめちゃくちゃ見に来てくれますしね!今相生学院でテニスができているのは家族のサポートがあってこそだと思います」と、少し照れながら感謝の気持ちを口にしていました。
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