今月のトップラン vol.16 足立尊くんインタビュー
僕は世界へ行きます!
トップラン・ジュニアの新星「11歳の誓い」
4歳のときにはじめてラケットを握ったという足立尊くん。そのとき一緒にテニスをしたのが、お父さんいわく「いとこのお友達のちょっとかわいいお姉さん」。その女の子とのテニスをきっかけに、尊くん自らテニスをやりたいと言い出したそうです。
そんなお父さんに対し、「小さい頃のことは覚えていない!」とちょっぴり反論する尊くんが、今月のトップランの主役です!小学校5年生になった尊くんは、現在トップランの選手コースに所属。今年1月に開催された「2022関西ジュニアサーキット第4戦奈良県大会」では、12歳以下男子の部でベスト8という見事な成績を残しました。
今回は、これからの飛躍がとても楽しみな尊くんに大好きなテニスのことをいろいろ聞いてみました。
◆強くなったと感じるのは、トップランに来てからです!
―トップランに入会したきっかけは?
テニスがもっと上手くなりたくて、トップランへ。すごい選手がたくさんいるからと、お父さんが体験に連れて来てくれました。
―実際にトップランに来て感じたことは?
テニスをする環境がすごく整っているんだなと思いました。それに、コーチのアドバイスがすごく的確!トップランに来るまで、自分のテニスはどちらかというと守りのテニスだった。でもトップランに来てからは、攻めのテニスを教えてもらって、テニスがより楽しいと思えるようになりました。
―トップランに来てさらにテニスが上手になったのですね!
小さい頃の記憶はあんまりないけど、強くなってきたなと自分で実感できるようになったのはやっぱりトップランに来てから。周りの友達も上手だから、自分も頑張ろうと思えるし、すごく影響を受けています。
―強くなるために心がけていることは?
トップランで練習をがんばるのはもちろんだけれど、家でもちゃんと自主練習をしています。
ただ僕はひとつのことを長く続けるのが苦手だから、毎日同じことをするのではなくて、いろんな練習をやるようにしています。しばらくあの練習をやっていないから、今日はそれをしてみようとか、練習に飽きないように工夫しています。
―毎日さぼらずにやっているの?
たまにさぼることも…(笑)。
練習しなさいとか、走ってきなさいとか言われて、ちょっとやりたくないなと思うことは、やっぱりあります。
◆期待された試合でまさかの初戦敗退…でもその悔しさがあってこそ成長できました
―これまでテニスをしてきて印象に残っていることは?
まず第3位から発表します!
3位は、去年の春の大会で県大会へ行けたこと!兵庫県が16ブロックに分かれていて、各ブロックを勝ち抜いた人だけが本選の県大会に行くことができる予選大会です。僕がいたブロックは強い人ばかりでずっと緊張しながらやっていたけれど、それでも最後競りながらも勝ててすごくうれしかった!本選に初めて行くことができた大会なのでよく覚えています。
―では次に、印象に残っていること第2位は?
今年の1月の関西サーキット。
近畿2府4県からテニスの上級者が集まる関西サーキットの奈良大会で、ベスト8に残ることができました。
―うれしいことが続いていますね!堂々の第1位は?
2年前にあった兵庫県の夏の大会。はじめてブロックで第1シードになれた大会でした。第2シードの選手も過去に負けたことがない相手。試合前は、絶対ブロックで勝ち上がれると思っていました。
でも結果は初戦敗退…第2シードの選手と対戦することもなく負けてしまいました。本選に行ける初めてのチャンスだったのに、1回戦で負けてすごく悔しかった。でもその悔しさがあったからこそ、今回の関西サーキットでいい結果が出せたと思います。だから悔しかったこの試合が僕の中では1位なんです。
◆自分の成長に必要なのは「強い気持ち」 試合では冷静に戦うことを意識しています
―悔しさを味わって、自分なりにどこを改善しようと思いましたか?
もっと伸ばしていきたいと思ったのは、メンタル。もちろん今まで以上に努力しようとか、自主練習を増やそうとか思ってやってきたけど、自分が成長するために必要なのは強い気持ち。さっき話した2年前の負けた試合では、ミスが多くて、ものすごく焦ってしまっていた…今はどんな状況になっても冷静に試合することを心がけています。
―普段の生活でも心がけていることはある?
普段の生活で気を付けているのは、自分の意見を主張しすぎないこと!みんなプライドがあるから、主張しすぎたら周りは嫌な気分になってしまう。だからちょっとだけ我慢するようにしている。それもメンタルの成長につながっているかな。
―今後の目標を教えてください。
まず目の前の目標は、春の県大会。予選を突破して本選に出て、そこでたくさん勝って優勝すること。その後は、全国に行って、世界へ行きます!
―尊くんにとってテニスとは?
人生のすべてです!
(尊からテニスをとったら?とお父さんに聞かれて)何も残らない。それぐらいテニスは僕にとって大きな存在です。
インタビューの最後には、「トップランに来てよかったね!」の言葉に、力強くうなずいてくれました。
◆堺コーチ&お父さんからのメッセージ
堺コーチより
尊くんは、すごく遊び心があって、相手に応じていろんなゲームメイクができる。無我夢中になりすぎず周囲を見る力もあるし、いろんなことが器用にできる。好奇心も旺盛で、新しいことは何でもやってみようとチャレンジするし、試したことを自分の中に上手く取り入れることもできる。そんな長所を上手く生かしていけば、さらなる成長につながっていくと思います。
これからも二人三脚で頑張ってくれているお父さん、お母さんをはじめ、周囲への感謝を忘れずにいろんな経験をして、全力で前へ進んでいってほしいですね。
お父さんより
尊のいいところは、何でもきちんとやり切ること。
走り始めたら、歩かずに最後まで走り切るし、練習をしたらさぼらず最後まできちんとやる。友達と遊びたいときもあるはずですが、レッスンに行きたくないといったことは一度もなく、逆にどんなことがあっても、レッスンには行くと言い張ります。そこはすごいところだなと親ながら感心しています。
これからは勉強も大変になってくると思いますが、勉強があるからテニスは…と言い訳せず、どっちも極めてほしいですね。自分で天井を決めずに上を目指していってもらえればと思っています。
プロフィール
足立尊くん(11歳)
トップランへ体験に来たのは、小学校2年生の冬。その後選手コースに所属し、週5日レッスンに励んでいます。
お父さん以外は家族全員が左利きという足立家にあって、尊くんもサウスポー。「スポーツ界において左利きは少なく、サウスポーであることは一つの強み。活かすことができれば、得をすることはたくさんあります」とは堺コーチの談。
そんな尊くんに自身の強みを聞くと「意外性」との答えが!相手の裏をかくような作戦を立てることが得意なのだそうです。ちなみに苦手なことは「絵」。絵はできれば書きたくない…とこっそり教えてくれました。
好きな選手は、同じサウスポーのナダル選手。目標はトップランのコーチ陣!中でも週2日テニスを教えに来てくれる堺太志コーチが身近な目標になっているそうです。
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