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テニス上達の秘訣 vol.06

2021 9/24
テニス上達の秘訣 vol.06
目次

片手バックハンドストローク編

片手バックハンドストロークは相手のショットの威力が強い選手や、ゲームメイクが得意な選手などレベルの高いプレーヤーと対戦すればするほど難しいストロークです。

難しい理由としては片手なので両手よりも力が入らないし、スイングの安定度も悪いのでボールコントロールが難しいという事です。対戦相手は必ずウィークポイントと認識した状態で、片手バックハンドを狙ってくるでしょう。

構え方やスイングの方法を練習して、いつでも使う事が出来るようになればウィークポイントではなく、アドバンテージを握れるショットに変化するでしょう。
今日は片手バックハンドストロークの打ち方を覚えて、力強く安定しているショットを打てるようにしましょう。

肩を支点にテイクバック

片手バックハンドストロークはテイクバックの動作を行なっている時に注意して欲しい点があります。
それは肩を支点にテイクバックをしなければいけません。片手バックハンドストロークはフォアハンドストロークと違って、ボールとの距離を測る方法がありません。フォアハンドストロークは左手がその役割を果たすのですが、片手バックハンドストロークは距離を測る為の役割を持った身体の部位がないのです。

そこで、腕を伸ばし肘を170度程曲げた状態で肩を支点にしてテイクバックをすると、ボールを打つ時の腕の状態のままテイクバックをする事が出来ます。

この方法がボールとの距離を測る秘訣です。テイクバックの途中の動作から型をしっかりと整えておくと、そのまま振り出せば当たるという状態になります。この方法によって、安定して距離を測る事が出来るので、打点がバラバラになる事はないでしょう。

テイクバック完了時はボールを打つ方向に立てる

テイクバックが完了した時にラケットをどのように構えているかという事が片手バックハンドは非常に重要となります。

テイクバックを完了した時にラケットヘッドがボールを打つ方向とは反対に向いていると、そこからスイングをスタートさせるので、スイングスピードが足りずに相手から打って来られるボールに弾かれてしまう事がよくあります。これでは、ボールコントロールをする事は不可能でしょう。

ボールをコントロールしようと思った時、大切なのはスイングスピードとスピン量です。
テイクバック完了時に、ラケットヘッドがボールを打つ方向を向いていると、その位置からラケットを振り出し、身体の回転も使って打つので、相手のボールを打ち返してコントロールするには充分なスイングスピードとスピン量を得る事が出来ます。

テイクバック完了時にラケットヘッドを立てるか立てないかで大きな違いが出ますので、ラケットヘッドは立てて打つようにしてください。立て方は地面と垂直の状態から10 度ボールを打つ方向にラケットヘッドを倒してください。

スイングはフィニッシュまで振り切る

片手バックハンドストロークは少しでも気持ちが不安定になったり、ボールを安定させようと考え過ぎてしまうとスイングスピードと回転量が弱くなるショットです。躊躇してスイングをゆっくりとしてしまう為、ボールが飛ばなかったり弾かれたりとミスが増えるでしょう。

テイクバック完了まで型が整えば、後は思い切ってフィニッシュ(フォロースルー)まで振り抜きましょう。振り抜いた時の打点の感覚は手の甲でボールを打つという感覚です。
更に身体のバランスをキープする為に、打点をしっかりと見て顔を残しておきましょう。

打ち終わった後のフォロースルーはクロスにボールを打ちたいならばラケットヘッドが打った方向に向くように、

ストレートにボールを打ちたいならばならばラケットの面が打った方向に向いたまま上に振り抜いて下さい。
フォロースルーもこのように変えると、ボールコントロールのレベルが格段にアップします。

まとめ

片手バックハンドストロークは、構え方から打ち終わりまでを特に丁寧にしないとラケットの真ん中にしっかりと当たりません。フォアハンドストロークや両手バックハンドストロークのように少しズレても、パワーやスイングスピードで誤魔化せたらというような状態は不可能です。

1つ1つの構え方や動作を入念に確認して素振りを何度も行い、力強い振り抜きが何度も安定して出来るようになってきたら、ボールを思い切って打ってみましょう。ウィークポイントだと思われていたショットがウイニングショットに変わるでしょう。

【撮影モデル】
坂本日色(さかもと ひいろ)
トップランジュニアEXコース・相生学院高校1年
熊本県出身

・全日本ジュニアU16 ベスト16
・近畿高校テニス大会 シングルス ベスト4・ダブルス 優勝
・全国RSK大会 5位
・全国選抜14歳以下 ベスト16

片手バックハンドストロークで回転を自在に操り、相手のタイミングを崩してから攻撃するテニスプレーヤー

【執筆・監修】
澁谷竜矢[トップランジュニアEXコース・相生学院高校男子テニス部監督]
横山由美子[株式会社トップランWEBコンテンツマーケティング担当]

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