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vol.28 鈴木 稔瑠さん【石守校】将来の夢はプロテニスプレーヤー! 「ありがとう」の想いを胸に、いざ世界の大舞台へ

2023 4/24
vol.28 鈴木 稔瑠さん【石守校】将来の夢はプロテニスプレーヤー! 「ありがとう」の想いを胸に、いざ世界の大舞台へ
目次

今月のトップラン vol.28 鈴木 稔瑠さんインタビュー

将来の夢はプロテニスプレーヤー! 「ありがとう」の想いを胸に、いざ世界の大舞台へ

トップランには、プロのテニス選手を目指す強化選手コースがあり、可能性を秘めたジュニアの選手たちが日々レッスンで汗を流しています。

今回インタビューをした鈴木稔瑠(みのる)くんもその一人。テニスが上手くなりたいと、2年前にトップランの門を叩きました。そこからメキメキと頭角を現し、今年の5月にはなんと「IMGディスカバリーオープン」(※)の世界大会に参加することに。

インタビューでは、世界デビュー前の心境をはじめ、テニスを始めたきっかけや将来の夢について聞いています。最後には、いつも練習相手になってくれるというご両親への想いもちょっと照れながら話してくれました。

※IMGディスカバリーオープンは、錦織圭選手を輩出した世界最大級の総合スポーツアカデミー「IMGアカデミー」が開催するテニス大会。IMGと提携するトップランで日本予選大会が行われ、優勝・準優勝者がアメリカ・フロリダで行われる本戦へ出場する権利を得ます。優勝者は大会前に開催されるキャンプにも招待されます。稔瑠くんは12歳の部で本戦に出場、キャンプにも参加する予定です。

◆ 家族で楽しんでいたテニス 「もっと上手くなりたい」とトップランへ!

ーテニスを始めたきっかけは?

僕はお父さんとお母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんの5人家族。両親がテニスをしていたこともあって、小さい頃から家族みんなでテニスをしていました。週に1度はコートを借りて、みんなでテニスをするのが習慣になっていましたね。

ーなぜトップランに?

家族でテニスをする中で、「もっとテニスが上手くなりたい」「強くなりたい」と思うようになりました。トップランの選手コースには、テニスが上手な人が集まっていることを知っていたので、自分でトップランに行きたいと両親にお願いしました。

ー実際クラスに入って感じたことは?

今まで、家族としかテニスをしたことがなかったので、自分と年齢の近い小学生と一緒にプレーできるのはすごく新鮮でしたし、楽しいなと思いました。今は、もう一つ上のクラスに上がり、中学生や高校生がいるクラスでレッスンを受けています。

ーレベルの高さに驚くことはありますか?

みんな足も速いし、えげつないボールを打つ選手もいます。でもびっくりしたというよりも、ここでみんなと練習したら強くなれると感じました。トップランでは、相生学院の選手と練習できる機会もあり、テニスが上手くなれる環境が整っているので、すごくいいなと思っています。

◆ IMGディスカバリーオープン世界大会への出場が決定!

ー今年の5月、IMGディスカバリーオープンの世界大会に参加するそうですね。

今年の2月にIMGディスカバリーオープンの日本予選大会がトップランで開催され、12歳の部で準優勝。優勝者がキャンセルしたため、なんと僕が1位として、世界大会と大会前に行われるキャンプに参加できることになりました。
予選大会は、中国や、オーストラリア、カナダなどでも行われており、それぞれの国で優勝した選手が世界大会に出場できるようになっています。

ー代表を勝ち取るのは大変だったのでは?

日本での予選大会は、全国から強い選手が集まってくるので、簡単に勝たせてはもらえませんでした。負けそうな試合から逆転勝ちをしたり、大接戦をなんとか勝ち切ったりと、いつもギリギリの戦いの中で必死に攻めて勝ちをつかみました。

ー印象に残っている試合はありますか?

IMG予選大会に出場するためには、まず姫路で行われた「姫路オープンジュニアテニス選手権大会」で優勝または準優勝をする必要がありました。その大会では、準決勝で第2シードの選手と、決勝で第1シードの選手と対戦することに。僕にはシードがなく相手は格上。でも臆せず立ち向かうことで、上位2選手に打ち勝って優勝することができました。それは本当にうれしくて印象に残っています。

ー海外遠征は、はじめてですか?

はい。親から離れてアメリカのフロリダまで行くので、少しドキドキ。でも過去にもトップランから毎年のように選手が大会やキャンプに参加していて、キャンプでは、錦織圭選手に会ったことがある人もいるそうです。だからすごく楽しみでもあります。
試合ではどんな相手と対戦することになっても、「勝つ」という強い気持ちをもってプレーしたいです!

ー稔瑠くんのプレースタイルを教えてください。

僕は体が大きい方ではないので、力に頼るのではなく、たくさんの技を磨いていろんな攻め方ができるプレイヤーを目指しています。
得意はフォアハンド、苦手は…内緒です(笑)。僕にしかできないオリジナルの技も。いつか試合で披露するので楽しみにしていてください!

◆ お父さん・お母さんへ伝えたい トップランに入れてくれてありがとう

ートップランに来て2年でIMG世界大会へ。どんな練習をして強くなったのですか?

トップランのレッスンを頑張るのはもちろんですが、レッスンのない木曜日や土曜日の昼間、日曜日もコートを借りて家族と一緒に練習をしています。トップランの会員さんが相手になってくれることも。そんな風にしっかり練習をすることが、強さにつながっていると思います。

ー練習を休みたいと思うことは?

昔はありました…トップランに来たばかりの頃はテニスが楽しくて、でも途中から友達とドッジボールがしたいと思った時期が3カ月ほどありました(笑)。今は、またレッスンがめちゃくちゃ楽しいと感じます。試合で勝てるようになってきたからだと思います。

ーこれからの目標を教えてください。

もうすぐ「兵庫県春季ジュニアテニス選手権大会」があります。関西大会、全国大会につながっていく大会なので、とにかく勝ちあがっていきたいですし、試合に勝ってポイントを貯め、兵庫県でのランキングを上げたいです。

そして将来は相生学院を目指します!卒業後はプロの選手になって活躍できるようにがんばります。

ー見守ってくれているお父さんやお母さんに伝えたいことは?

テニスをさせてくれたこと、トップランに入れてくれたこと、そしていつも送り迎えをしてくれていることに「ありがとう」と伝えたいです。お父さんとお母さんは試合を見に来てくれてたくさんアドバイスをくれるし、お母さんは実際に見本を見せて、ボレーとかを教えてくれます。

僕が上手になれたのは、2人のおかげでもあります。いつも指導してくれているコーチへの「ありがとう」の気持ちも忘れずに、これからも楽しくテニスを続けていきます。

堺コーチより

相手が自分より年上でも体が大きくても、臆せず向かっていけるのが稔瑠くんの強み。強い相手とテニスをすることが上達の近道ということをしっかり理解してレッスンを受け、試合に挑んでいるので、どんどんテニスが上手くなっています。


レッスンでは、人のプレーを見て真似してみたり、オリジナルの技をつくってみたりと、楽しみながら遊び心をもって技術を習得することができています。そのため、力だけに頼るのではなく、さまざまな技を取り入れた自分だけのテニススタイルを築いて、素晴らしい選手になってくれるでしょう。

プロフィール

鈴木 稔瑠くん(11歳)

現在はトップランに通いながら、大学のテニスサークルにも参加。インタビューでは、「とにかくテニスを楽しみたい」と話しつつも、「打ち負かされると悔しい」「上のクラスを目指したい!」と闘志を燃やす場面も。今後、トップランでどうテニスの腕を磨いていくのか、とっても楽しみな生徒さんです。

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