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vol.13 三又貴文選手【トップラン卒業生】新たな武器を手に入れるために目指したアメリカ留学

2021 11/24
vol.13 三又貴文選手【トップラン卒業生】新たな武器を手に入れるために目指したアメリカ留学
目次

今月のトップラン vol.13 三又貴文選手インタビュー

やりたいことがやれる今、やれてる今を大事にしたい!
この先の未来、やりたくてもできないことがあるかもしれないから。

これから先の人生、やりたくてもできないことが来ることもあると思うから、やりたいことがやれる今が大事。

そう話してくれたのは、トップランジュニアEXコース(相生学院高校)を卒業後、現在アメリカのケネソー州立大学へ留学し、テニスを続ける三又貴文選手。

テニスで日本一の相生学院高校に挑戦したくてトップランジュニアEXコースへ入学後、高校時代は日本のトップレベルで活躍。そんな三又選手が、なぜアメリカへ行く道を選んだのか、今はどんな生活をしているのか。日本へ一時帰国して、トップランへ里帰りしていた三又選手にインタビュー!高校時代のことや今アメリカでどんな留学生活を送っているのか聞いてみました!

◆同い年の子には負けなしの少年時代!

―テニスを始めたのはいつ頃?

両親がテニスをやっていたこともあり、4歳くらいから遊びでやっていました。といっても小さい頃はほんとに遊び。出身が岩手なので冬は雪が積もるんです。だから雪の中にテニスボールをうめてボールを探す遊びをしていたりしましたね。
小学校中学校のときは他にも野球とか水泳とかいろんな競技をやっていました。ちゃんとテニスをやり始めたのは小学校高学年からですね。地元のクラブチームに所属していました。

―ずっと強い選手だったの?

岩手では同い年の子には負けなかったですね。その頃ちょうど小学校6年から中学1年生くらいのときで、RSK全国選抜ジュニア(13歳以下の全国大会)の岩手県予選で1位をとっていました。

―それだけ練習もたくさん?

夏場は練習時間は1日2時間くらいを週5〜6日練習していました。でも冬場の岩手は雪が積もるんです。なのに岩手にはインドアコートはあまりないから週3日練習できたらいい方でした。だから中学のときは冬は陸上部の練習に参加してました。実は僕の中学校にはテニス部がなくて、陸上部に入ってたんです。冬以外は幽霊部員でしたけどね(笑)

◆高校頂点に君臨する無敵のダブルスペアに勝利!

―トップランジュニアEXコース(相生学院)に入学を決めた理由は?

地元岩手で同じクラブで練習していた先輩が2人相生学院高校に行っていた影響もあって、自分も日本一の高校に挑戦してみたいと思ったんです。地元を離れることになったけど、両親が食事管理をしっかりしたほうが良いという考え方だったので、母が一緒に逆単身赴任みたいな感じで兵庫についてきてくれました。父だけ岩手に残って。だから部活が終わって家に帰ったら母のご飯があるっていう生活はありがたかったですね。それとか、家に卓球台があって、友達が遊びに来たりしてキャンプみたいにワイワイしてました。(笑)

―思い出に残っている試合はありますか?

高校2年生のときの兵庫県の夏季ジュニア大会で無敵のダブルスペアと言われていた同じ相生学院の中村・高畑ペアに勝てたときですね!彼らは高校頂点を2回獲ったことのある最強のペア。だから勝てた時は嬉しかったですね!

あと、高校3年生のときの近畿大会の団体戦で優勝できたとき。
近畿大会って相生学院にとっては勝つのは当たり前になっているんですけど、逆に言うと「勝たなきゃいけない試合」でもある。だからちゃんと役目を果たさなきゃという思いがあって、試合に勝って役目を果たすことができたときは肩の荷がおりたって思いました。

◆アメリカのケネソー州立大学へ留学

―アメリカ留学は何がきっかけに?

実は一浪して日本の国立大学に行こうと思ってたんです。でも先のことを考えたときにアメリカに行くことで英語が自分の武器として身につくと思ったんです。テニスは一つの武器として活かして、アメリカでさらなる武器を手に入れようと思いました。
それで、高校3年生の6月頃にアメリカへ留学を目指す人たちが集まってやる試合があって、そこに参加しました。アメリカの大学のアシスタントコーチが日本に来ていて試合を観てもらえる機会があり、そこで目に止めていただきました。
それがきっかけで奨学金をもらってアメリカ留学に行っています。

―英語に不安はなかった?

実は母は英会話の先生をやっていて、赤ちゃんのころから英語の子守唄を歌ってくれたり、ドレミの歌を英語で一緒に歌ったりしていたので英語が身近にあったんです。だから聞く方は全然大丈夫だったんですけど、アメリカに行って始めの2〜3ヶ月はアウトプットするのは難しかったですね。初対面のトークはこなせても、深い話になってくるとスラングがでてきたりで、「え、今なんて言ったのそれ?」っていうことは時々ありますね。

―テニスチームはどんなチーム?

僕のテニスチームは国際色豊か。アメリカ人は1人であとはインド、ボリビア、スペイン、コロンビア、イギリス、イタリアと日本人が僕ともうひとり。全部で10人のチームです。

みんな強くてうまい選手なので最初焦りはありましたね。日本人とのボールの違いに戸惑いもありました。そんな時は友達に相談したら「まだ入って半年なんだから仕方ないよ!」って励ましてくれて元気もらってます。

―アメリカでどんな学生生活してるの?

大学ではマネジメントを専攻しています。コロナの影響で2020年8月の入学予定だったのが2021年の1月入学に延長になったので、まだ行ってから半年くらいですけど、充実していて毎日忙しく過ごしています。もちろん勉強も全部英語だから単語でわからないところがあったらその分調べたり努力しなきゃいけないし。
日本人は少なくて、僕ともうひとりのテニスチームにいる子、あとはゴルフで来ている子が1人。ゴルフの子は長いことアメリカにいるのでいろいろ教えてもらってます。

―大学は寮に住んでいるの?

はい。僕の大学の寮は1人一部屋。それ以外にキッチン、風呂トイレ、リビングがあります。ご飯は大学のカフェテリアで学生証を出したら食べ放題。僕の大学のカフェテリアは大学カフェテリアランキングで1位をとったこともあるほど。アジアン、メキシカン、寿司、中華、ピザとかなんでもあってとても充実してておいしいんです!

―休みの日は?

車でちょっと走ったらアトランタ市街なので、野球を見に行ったりバスケを見に行ったりしてます。あとはアメリカに行ったばかりのときにウェルカムでステーキ食べに行ったりしましたね!

◆卒業したらテニスを楽しく続けたい

―今後目指すところは?

テニスはあと3年選手生活をして、そこでいったん区切りをつけようと思っています。その後はテニスを楽しくできたらいいなと思っています。日本に帰ってきて就職したいと思っています。両親のことも気になるし、僕は一人っ子だから親孝行したいですね。

―これから後に続く後輩たちにメッセージをお願いします。

留学って、行ってしまえばなんとかなる!って思いますね。
僕はやりたいことがやれる今、やれてる今を大事にしたいと思ってるんです。これから先の人生、やりたくてもできないことが来ることもあると思うから。

だからできるチャンスがあるならトライしてほしい。トップランのコーチや監督が相談に乗ってくれるし、アメリカに渡った相生学院の先輩たちがたくさんいるので!

プロフィール

三又 貴文(みまた たかふみ)選手
トップランジュニアEX卒業生
Kennesaw State University(ケネソー州立大学)1年生

幼少時代から常に活躍を続けて優秀な成績を残してきた三又選手。高校卒業後はアメリカジョージア州のケネソー州立大学へ進学し、現在同大学1回生。
アメリカでは大学の寮で生活をしているそう。休みの日は友達とドライブでダウンタウンへ繰り出し、タピオカやつけ麺を食べたり、アメリカらしく野球やバスケの観戦をしたりしているそうです!

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