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vol.19 坂本 日色選手【トップランジュニアEXコース】目指すは世界トップクラスのテニスプレイヤー!たくさんの人に喜んでもらえる活躍がしたい!

2022 6/01
vol.19 坂本 日色選手【トップランジュニアEXコース】目指すは世界トップクラスのテニスプレイヤー!たくさんの人に喜んでもらえる活躍がしたい!
目次

今月のトップラン vol.19 坂本 日色選手インタビュー

自分を支えてくれた人たち、周りの人に喜んでもらえること、それがテニスをする楽しさだと気づいた。
将来はたくさんの人に喜んでもらえるような活躍ができるプロテニスプレイヤーになりたい!

「周りの人に喜んでもらえることが、一番うれしいことであり、テニスをする楽しさなんだと気づきました」

そう話すのは、地元の熊本を離れ、トップランジュニアEXコース(相生学院高校)でテニスに打ちこむ日々を送る坂本日色(ひいろ)選手。

さまざまな困難があっても、努力を続け、挑戦し続けるアスリートの姿が多くの人に勇気や感動を届ける一方、アスリートたちは、自分を支え応援してくれる人の存在が、大きな原動力になるようです。

しかし、最初は自分のためにテニスをしていたと坂本選手は言います。自分のためから誰かのために。その気持ちの変化はどのように起こったのでしょうか?詳しくお話を聞きました。

◆レベルの高い環境で仲間と切磋琢磨できる それがトップランジュニアEXのいいところ

―テニスを始めたきっかけは?

両親がテニスをしていたので、小さい頃からテニスが身近にありました。
テニスを本格的に始めたのは小学校2年生のときで、最初は父からテニスを教わっていました。小学校3年生ぐらいから、試合に出るようになって、地元熊本のクラブチームに入りました。

―どんな大会に出場していたのですか?

小学校6年生のときに全国大会(全国小学生大会)へ。はじめて自分なりに結果が出せたと思えたのは、中学生のときに出たRSK全国選抜ジュニア大会。全国で5位の成績をおさめることができました。

―そして相生学院高校(トップランジュニアEXコース)へ!

相生学院高校は、熊本でも知られていて、全国で一番というイメージが自分の中にありました。ただ、相生学院に行こうと決めたのは、テニスに集中できる環境があるということと、もう一つ、親元を離れて自分で何でもできるようになりたいという思いがあったから。何でも自分でやらないといけなくなるので、少しは自立できるようになるかなと思ったんです。

―実際に入ってみていかがでしたか?

入学した当初は、3年生が強くて勝てなかった…でも、とにかく追いつこうと必死に頑張りました。それが成長につながって、結果を出せるように。相生学院は全国でも優秀なプレイヤーが集まるので、レベルの高い環境で、仲間と切磋琢磨できる。それがいいところだと思います。練習のときはバチバチやって、でも苦しいときには助け合う。そんな環境があるから1日1日成長できるんだと実感しています。

◆勝てない時期…いかにめげずに頑張り続けられるかが成長のカギ

―印象に残っている試合を教えてください。

2021年9月に開催された、国際テニス連盟(ITF)のジュニア公式戦「大阪市長杯世界スーパージュニアテニス選手権大会」。全国大会で準優勝するような相手と初戦で対戦し、勝つことができて、大きな自信に。それまで強い相手には勝てていなかったので、うれしかったです。そのときはベスト8に入りました。

―勝てない時期もあったのですね。

一生懸命頑張っていても勝てない時期というのはあります。今もそう、あんまり勝てなくて…。でもテニスをしていれば、好不調の波は必ずあるし、苦しいときは誰にでもあります。それにつらいことがあるからこそ、勝ったときの喜びは大きくなるのだと感じています。

―困難な時期を乗り越える秘訣は?

自分で抱え込むのではなく、コーチや友達、家族に頼ること。あとは、しんどいときでも、いかにめげずに頑張れるかというのも大切です。だから、いつか勝てると信じてやり続けるというのを、いつも一番に心がけています。それにずっといいことばかりだと、成長がない。不調になるからこそ分かることがあるので、調子が悪くなっても、いい意味で開き直ることが必要かもしれません。

―不調になることで得られる学びがあるのですね。

調子がいいときは上から目線になりがち。そうすると、私生活でも浮いてしまったり、トレーニングがおろそかになったりします。でも不調になると、妥協できないし、時間を少しでも無駄にしたら上手くなれないと思えるようになる。そうして練習に励むことでまた上へあがっていけるし、さらなる成長につながるのだと思います。

◆家族、コーチ、仲間…僕はみんなに支えられている

―テニスをする上で原動力になっていることは?

今はメールでしか話せないけれど、家族と何気ない会話をしていると元気が出ます。熊本は遠いので全部の試合は難しくても、大事な試合は見に来てくれるし、ご飯を送ってくれることも。すごく支えてもらっているから、家族には感謝しかないですね。
あとコーチや仲間の存在もすごく大きいです。

―友達と喧嘩することは?

ないです!どちらかというと、落ち込んでいるときに励ましてくれます。自分を支えてくれているのは、やっぱり相生学院の仲間。もちろんみんなライバルですが、共感できる部分も多く、お互い応援しあってもいる。すごく大事な存在ですね。

―コーチに頼ることもあると話していましたね。

上手くいっていないときに一番頼るのはコーチ。
特に大崎コーチは、みんなに同じことを言うのではなく、人それぞれにあったアドバイスをくれるので、すごく参考になります。悩んでいるときに相談すると、いつも真摯に対応してくれるし、もう一度頑張ろうという気持ちにさせてくれます。

◆周りの人が喜んでくれる。だからテニスは楽しい!

―将来の夢は?

相生学院卒業後は、アメリカの大学に進学して、将来はプロのテニスプレイヤーになりたい!そのために今目指しているのが、来年1月にオーストラリアで開催されるグランドスラム。1年に4つの大会があるグランドスラムに出場するために必要なのは、ITFのランキングをあげること。

もちろんランキングをあげるのは簡単ではないけれど、決して無理な目標ではありません。海外の選手がたくさん出場する大会なので、夢のためにいい経験が積めると思います。

―テニスをする中でやりがいを感じる瞬間は?

最初は、とにかく優勝したい、自分がうれしい気持ちになりたいという思いでテニスをしていました。でも勝てない時期を経て優勝したときに、ふと脳裏に浮かんだのは、自分を支えてくれた人たちのこと。そのとき、周りの人に喜んでもらえることが、一番うれしいことであり、テニスをする楽しさなんだと気づきました。

これからも、たくさんの人に喜んでもらえるような活躍ができるように、テニスを続けていきます。

大﨑 翔平コーチより

調子がいいときも悪いときも、常に全力で、試合も練習も真面目に取り組める。それが彼のいいところ。素直過ぎて、相手に作戦がばれてしまうことがこれまで多々ありましたが、最近はいろんなショットを巧みに使い分けて、相手の反応をみながら、効果的なショットを選べるようになっています。体力的にも精神的にも技術的にも、すべての面において伸びしろがありますし、何より向上心があるので、これからの成長がものすごく楽しみです。
とにかく、どんなことがあっても自分の目標を見失わず、常に自分のベストを出してほしいですね。視野が狭くなって偏った考え方になるときがあるので、視野を広げて冷静になることを忘れずに。ただがむしゃらにやるだけでなく、何をすれば効果的かを見定めて、遠回りせずに最短距離で夢にたどり着いてほしいと思います。

プロフィール

坂本日色(さかもとひいろ)選手

トップランジュニアEXコース
相生学院高等学校2年生(17歳)

両親がテニスをしていたこともあり、テニスに興味を持つように。小学校2年生でテニスを始めると、才能はすぐに開花。小学校6年生のときには、全国大会(全国小学生大会)へ。中学生のときに出場したRSK全国選抜ジュニア大会では、全国で5位に。

海外での試合経験も多数あり。最近ではトルコで開催された、グランドスラム出場につながるITFの大会に参加。カザフスタンの選手とペアを組み、ダブルスで優勝しました。

これからの活躍が楽しみな選手の一人です。

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